君の隣の相棒さん、
第9章 笑顔が素敵な彼、(芹)
『ずっと、居てくれたんですか?』
「うん。‥‥ごめんね、俺のせいで怖い思いさせて」
『いえ、芹さんは悪くないですよ』
柔らかな笑顔は、俺の沈んだ心を温めて一気に元気にさせてくれた。
そんな彼女に俺はたまらず抱き締めていた。
「本当に、ごめん‥」
『芹さん…っ』
俺を呼ぶ彼女の身体は震えていて、本当は俺が感じていたよりもずっと恐怖を感じていたのだとすぐに分かった。
『芹さん、ありがと…』
彼女のそっと流した涙はすぐに笑顔に変わると、俺もそれを応えるかのようにとびっきりな笑顔で頷いた。
「次は必ず‥」
彼女に気付かれないよう握り締めた拳に、俺はそう誓った。
(笑顔が素敵な彼、)
(君には笑顔が良く似合う)
END
「うん。‥‥ごめんね、俺のせいで怖い思いさせて」
『いえ、芹さんは悪くないですよ』
柔らかな笑顔は、俺の沈んだ心を温めて一気に元気にさせてくれた。
そんな彼女に俺はたまらず抱き締めていた。
「本当に、ごめん‥」
『芹さん…っ』
俺を呼ぶ彼女の身体は震えていて、本当は俺が感じていたよりもずっと恐怖を感じていたのだとすぐに分かった。
『芹さん、ありがと…』
彼女のそっと流した涙はすぐに笑顔に変わると、俺もそれを応えるかのようにとびっきりな笑顔で頷いた。
「次は必ず‥」
彼女に気付かれないよう握り締めた拳に、俺はそう誓った。
(笑顔が素敵な彼、)
(君には笑顔が良く似合う)
END