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君の隣の相棒さん、

第11章 心も、身体も、(伊※)

「大丈夫か…?」


『はい‥』


彼奴のちょっとクールな表情の微笑みが、俺を酷くときめかせる。


俺はその微笑みに、本当、彼奴には敵わない───そう思った。


「風呂でも入るか」


頭を掻きながら照れ隠しに言った言葉に彼奴が俺の首に抱き着くと、それを合図に彼奴を抱き上げて風呂場へと向かった。




(心も、身体も、)
(疲れた身体にお前の保養、)


(疲れた‥‥風呂でもう一回どうだ?)
(憲一さんが、望むなら‥)



END

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