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君の隣の相棒さん、

第13章 それでも構わない、(L※)

『あ…っ!そこはっ、ダメっ…!』


「ダメじゃないでしょっ‥?ほら、君の好きなところだよっ…!」


ベッドの軋む音と彼の喘ぎ声。
彼の自宅に上がり込んだ俺は、玄関先から針積めていた空気を解き始めた。


『いつから僕が女だって気付いたんですか‥?』


───いつからだろう…?
明確には俺にも分からない。


でも多分‥‥


「最初から、、かな」


そう答えた俺に、ベッドの中の“彼女”が微笑んでいた。















後、俺と彼女との話を聞いていた先輩に、俺と彼は言われるまで気付かなかった…。




(それでも構わない、)
(どんな君でも君には代わりはないから)



‥‥続く

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