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王都寮の日常

第1章 M班の変態

「湯野さん、俺、リストカットまでした。精神安定剤も飲まされた。危うく強制入院一歩手前までいった」

「そんなこと言われても」

「そう。そんなこと言われても、あんたらは動かない。だから、俺は勝手に動かせてもらう。この小説の力を使って」


湯野さんは笑う


「戦争だな」

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