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仮彼氏。

第9章 ピンチ。





「……」

「……」


校舎を出て数分
お互い一言も発しないまま、俺は黒田の後ろを歩いていた


「…なぁ」

「……」

無視かよ…
まぁ俺も特に言うこと無かったけど……

気まずい空気にうんざりしかけていたとき、黒田の足が止まった


「…黒田?」

「…ここ」

黒田が指さす先には、一軒家が建っていた

あ、家着いたのか!


「じゃあ、また明日…」
「…今日家誰もいないから」

「…………は?」

!!???


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