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仮彼氏。

第10章 媚薬。



~千晴side~



「どうしたんだろ…」

五時間目に、自分と梨佳のスクバを取って教室を飛び出していった優

結局あの後二人が帰ってくることはなかった



「LINEしてみるか!」

ベッドの上に座り、携帯を開く


(梨佳ー、今日どした?)

「これでよし…!」

早く返信来ないかなー…




―数分後―


「あ…」

バイブが鳴り、すぐさま新着メッセージを開く


(なんでもないよー)


「………」

いやいやいや、、
学校早退してなんでもないわけなくない!?


(ほんとは?)

(だからなんでもないってw)

うーん…
なかなか口が固い……


(言えない感じのこと?)

(いや、、)

(じゃあ言ってよ笑)

(えー)

何なんだろ…?
ますます気になる……


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