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「…別れるしかないの？」

私の問いかけに、銀が俯く

自分から別れるなんて言葉を発するとは思わなかった…



「…嫌だ」

「え…？」

「千晴と別れるなんて絶対に嫌だ」

銀がバッと顔を上げて、私の肩を掴む

その顔は真剣そのもので、少しだけ胸が高鳴った



「…なんとかするから」

「なんとかって…」

そんな曖昧なこと……


「絶対、絶対なんとかする

…俺、千晴が思ってる何倍も千晴のこと愛してるから」

「っ…//」

ふ、ふいうち…！！



「だから、待っててくれますか…？」

「銀…」

小指を差し出され、胸が熱くなる

私だって、銀が思ってる何倍も何倍も銀のこと愛してる……！


「…いつまでも待ってる

銀がもう嫌だって言っても待ち続けてやる！！」