テキストサイズ

手探りな絶望

第6章 溺愛


その翌週は
少し車で
遠出をした


夕方に戻り
俺の車を置いてから
何処かで
飯を食うことになった

けど

一度家に戻ると
なんだか
おっくうになり

あのコンビニで
適当に買い物をして
俺の部屋で
食べることになった

次の日も休みで
2人とも
気が緩んでたからか

いつもより
少し
酒がすすんでいた


冬実は
家庭的な子で
狭い台所で
簡単な料理も作ったりした

穏やかで
優しく笑い家庭的

心地いい
冬実との時間を
過ごせば過ごすほど

冬実と
結婚できたら・・

などと
想いを巡らせたりした



付き合い始めて
まだ
数週間しか
たっていないのに。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ