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手探りな絶望

第8章 懇願


冬実の腕が

俺を強く抱きしめ




その手に

チカラが入れば入るほど



2人の舌は絡み合い




冬実の

今までにない

情熱的なくちづけに

戸惑いながらも

没頭し



いつまでも

終わらない

2人のキスは




冬実の部屋の奥から

聞こえてきた



あの

振動音で




終わりをとげた











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