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手探りな絶望

第14章 周平


コンビニを一周し
冬実がいないことを
確認すると

俺は
冬実が住んでいた
アパートに向かう


もう

あの部屋には
他の人が
住んでいるのは
わかっているのに・・・。




俺を
憎んでいたんだから
ココに
戻ってくるはずがない


会えるはずも・・・ない。



わかってるけど
やめられない。




冬実の
不可解な言動を
思い出しながら
夜を彷徨うことが
どうしても

やめられないんだ。




「ごめんなさい…
でも…好き」





「周平さんが
もう私のこと
嫌いになったのなら
別れてもいいの

ごめんなさい」




そして

どうして
俺に
初めてのカラダを
差しだしたのか・・・




冬実に





会いたい

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