手探りな絶望
第4章 野球
「も〜し」
「よお」
「もう野球教室は
終わったのかよ」
「おう、今終わったんだけどさ
お前、日曜日暇だろ?」
「なんで暇って
決めつけてんだよ」
暇だけどさ
「人数足んねーから
久しぶりに顔出せよ」
「はぁ?」
また草野球の試合かよ
この、野球馬鹿が。
「9時集合な
場所はいつものグランド」
「お前っ勝手に
決めんなって
デートだったらどーすんだよ」
「なわけねーじゃん(笑)
俺、彼女の話とか
なんも聞いてねーぞ
えっ?ってか、マジ?
女出来たのかよ!」
「ちげーよ
そんなんじゃ
ねぇし…」
「わ、わ、な、なんだよ
なんかありげな
その雰囲気〜!!
よし、週末
飲みに行くべ!
話聞いてやっから!」
「あ、週末はちょっと
アレだ、予約はいってっから」
「なんだとぉ〜!!
くっそ
んじゃ明日
明日仕事終わったら
家、行くからな!
分かったか?!」
「お、おう」
「ほんじゃ、急いでっから
明日な!」
「よお」
「もう野球教室は
終わったのかよ」
「おう、今終わったんだけどさ
お前、日曜日暇だろ?」
「なんで暇って
決めつけてんだよ」
暇だけどさ
「人数足んねーから
久しぶりに顔出せよ」
「はぁ?」
また草野球の試合かよ
この、野球馬鹿が。
「9時集合な
場所はいつものグランド」
「お前っ勝手に
決めんなって
デートだったらどーすんだよ」
「なわけねーじゃん(笑)
俺、彼女の話とか
なんも聞いてねーぞ
えっ?ってか、マジ?
女出来たのかよ!」
「ちげーよ
そんなんじゃ
ねぇし…」
「わ、わ、な、なんだよ
なんかありげな
その雰囲気〜!!
よし、週末
飲みに行くべ!
話聞いてやっから!」
「あ、週末はちょっと
アレだ、予約はいってっから」
「なんだとぉ〜!!
くっそ
んじゃ明日
明日仕事終わったら
家、行くからな!
分かったか?!」
「お、おう」
「ほんじゃ、急いでっから
明日な!」