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大人でもない子供でもない

第4章 見えない壁2

俺、亜久津 拓真13歳。悩みがある。

転校してきてもう一人のやつはさっそくラブラブしてるがなんだか俺はムシャクシャする。

その原因は…咲野にある。

あいつに話そうとすると上手く言いたいことが言えない

結局余計なことを言ってしまって喧嘩になる。

俺のバカ……!


「はーい!みんな明日は肝試し大会ですよ!楽しみにしていてください!」と有馬先生は言った。


横をみると不安そうな顔をした咲野がいる

こいつ。もしかして夜とか暗いの苦手??

そんなことを考えてるとなんか自分まで不安になる

「おい。お前まさか…怖いのか?」
亜久津が言うと

「ま…さ…かwーはははは」と咲野は言った。

でも、俺にはわかる。こいつはダメなタイプだ。

「そっか。ならいいけど。」


当日ーーー、ーーー、

学校のグラウンドに夜7時に集合。

「はーい!では、行く場所とペアを決めます!」

くじを引き見てみると
俺は…森山とか…場所は…体育館内!?

まじかよ…体育館とか。

咲野が気になって周りをみていると

咲野、朝比、森山が固まっているのを見つけた。


こっそり盗み聞きをする亜久津。

なにやってんだよ…俺は。

「うわ!私…庭だ!…ペアは亜久津ww」と怜奈が言うと

「え!亜久津?ドンマイww」と咲野は言う


((なんだよ。ドンマイって(−_−#))

「えーと。私は体育館裏だって!」

その咲野の言葉にホットした。

でも。

「うわーん!憂ちゃーん泣」

「ど、どうしたの?小春?」

「校舎内…引いちゃったの…泣」

「よかったらうちのと変える?うちのペアは三浦だし一石二鳥だよ?」

「本当に!?いいの?」

「うん!大丈夫!怖いの平気だし!」

「ありがとー泣泣憂ちゃん大人ー」

そんな会話を聞いて亜久津は心配になった。


あいつ。馬鹿か?なにが 「大丈夫!」だ!絶対大丈夫じゃなだろ…あのお節介バカ!!しかも朝比のやつ気づいてねーし「憂ちゃん大人ー」とか言ってる場合かよ!







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