テキストサイズ

恋歌月(れんかげつ)

第2章 涙

すごくショックだった…

叶わないとわかってた…

「俺、実は好きな子いるんだ」

メールで…

ちょうどその日は

彼にネックレスを貰った…
でも、捨てたくなった…

嬉しくなかった…

悲しみに浸かったネックレスは涙で濡れた…

ケータイの画面も…

涙で滲んだ…

でもネックレスは捨てられない……

諦めきれない嫉妬深い女であるかぎり…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ