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恋歌月(れんかげつ)

第3章 嫉妬深い女

彼氏が他の子と仲良くしていた…

わたしの心が苦しくなった…

なぜか熱くなっていた…

友達に話し掛けられ我に返る自分…

明るい話をしてきた友達…
わたしの顔を覗き込み

「元気ないね…どうしたの…?」

友達に迷惑かけるくらい、わたしの顔は酷かったらしい

「え?平気だよ〜」

笑ってみせるわたし…

苦しい…

嫉妬だ………

見たくない…

でも視界に入ってしまったあの姿…

横に並んで歩いていたのはわたしじゃなくて他の子…
彼女はわたしなのに…

嫉妬深い女は…

怖いのかしら……

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