テキストサイズ

恋歌月(れんかげつ)

第5章 病気…続、迷惑かけてごめんね

次の朝、保健室で見送ってくれた友達がわたしのとこへ来た

「昨日は大丈夫だった?」
心配してたのは昨日だけじゃなかったんだ…

友達を安心させるため

「もう平気だよぉ」

笑って言った

友達の顔をよく見たら泣いていたのだろうか、目が腫れてクマができていた…

友達と彼氏とわたしとまた友達と帰る最中…

駅に着くと友達が立ち止まった

気がつくと泣いていた

しがみついてきた

泣きながら

「無事で本当に良かった……」

わたしは言った

「迷惑かけてごめんね…」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ