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叶わぬ恋でも君のために。

第12章 大好きだった彼のこと。

智哉の、気持ち?



意味が分からないといった私の表情に気付いた智哉は…




私の頭に大きな右手を乗せて…
私の髪をくしゃくしゃ、っとすると


目を細めて呟いた。






「眞子…











幸せになれ。」













まただ…。




また、智哉は目を赤くして







だけど笑って







そう言った。













私達は…


こうして終わりを迎えたのだった。

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