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叶わぬ恋でも君のために。

第14章 会いたい。

「謹慎中にしっかり頭を冷やしなさい。


元の部署でしっかり償うんだ…。


君を…


社員としてもう一度だけ信じてみる。


私からは以上だ。」





一方的に…電話は切られてしまった。











私は…眠れない夜を過ごし
拓実君に問いただす覚悟を決めた。




次の日の夜…


隠れるようにして指定された小料理屋へたどり着くと


拓実君は既に個室で私を待っていた。




「眞子ちゃん久し振り♪」



その笑顔の裏に、何を思っているのか
何を考えているのか…聞きたい。



「久し振り…拓実君…。」









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