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叶わぬ恋でも君のために。

第17章 切ない再会と悲しい初対面

「眞子…
昔からシャンプーの匂い変わってないね…。」




…まさか、匂いで気付いたの?



「部長が呼んでたぞ、ほら行くぞ。」



智哉が私に手を差しのべたその時---





遠くまで離れて行っていたはずの足音が




男性の足音が




ゆっくりと…戻ってきた…。





コツコツ…コツコツ…




秀ちゃんが…近付いてくる…。




ここに居たのが…
二人の話を聞いていたのがバレてしまう…。











そして---





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