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叶わぬ恋でも君のために。

第22章 君と生きる。

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「もう、無理だってばっ」


「もう一回だけ、ね♪」



「お願い…寝かせて…」


「だーめ♪眞子ちゃん、昨日も残業で疲れたとか言って全然構ってくれなかったんだから。


チューして、チューぅ♪」






どうしてそんなに元気なの?


仕事して食事の仕度もしてくれて
休みの日は洗濯や掃除までしてくれて


まさに“完璧”だ。



「秀ちゃん、疲れてないの?」


「仕事は疲れる時もあるけど、そんなの眞子ちゃんの顔を見れば吹き飛ぶよ♪


眞子ちゃんは、俺の顔見ても…吹き飛ばない?」




「…。」



そう聞かれてもね…。

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