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俺たちは恋人同士

第24章 悲劇

和也「とりあえず座ろう?」

俺は小さく頷いた。

俺はソファーに座ってからもずっとニノに抱きついていた。

和也「どうしたの…?相葉さん?」

雅紀「ヒック…ヒック…」

和也「怖いことがあったんだね…?」

俺はまた小さく頷いた。

和也「落ち着いたらでいいよ?話すのは…」

俺はニノの胸の中で泣いていた。

しばらくして、

雅紀「あっ…」

俺はニノの顔を見た。

和也「どうしたの?」

ニノの優しい声…

雅紀「あのね…さっき仕事から帰ってくる時…知らないお兄さんに…襲われた…」

和也「えっ…」

雅紀「ヒック…ヒック…」

俺はまた泣いてしまった。

雅紀「気持ち悪くて…ヒック…」

和也「そっか…怖かったよね?」

雅紀「うん…怖かったよ…」

和也「どこやられたの?」

雅紀「あっ…」

俺は一瞬目をそらした。

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