テキストサイズ

俺たちは恋人同士

第71章 再び

雅紀「ニ…ノ…」

和也「えっ…」

彼は目をつむったままで、

雅紀「はぁ…はぁ…や…だ…」

俺はとりあえず彼を運び着替えさせた。

再び運んでベットに寝かせる。

体温を計ると、

和也「38度…」

かなりの高熱だ…

俺は氷枕と冷えピタを準備した。

冷えピタをおでこに貼る。

雅紀「ぁ…っ…はぁ…はぁ…」

彼は今まで以上に苦しそうだ…

雅紀「ニ…ノ…」

和也「相葉さん…」

俺は彼の手を握る…

雅紀「だ…め…や…だ…」

彼はずっとそう言って落ち着きがなかった。

彼の中では何が起きているの…

彼を苦しめたのは俺…?

和也「ごめんなさい…相葉さん…」

雅紀「ぁ…っ…ニ…ノ…」

彼は夜中までうなされていた。

俺はただ黙って手を握っている事しか出来なかった…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ