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俺たちは恋人同士

第74章 暗闇

しばらく待ってみるけど戻る気配がない…

俺は怖くて耳を塞いでいた。

まだ雷も鳴ってるし…

すると、

ギュッ…

後ろから誰かに抱きしめられた。

和也「やぁ…!な…に….」

「ニノ…!俺だよ…!」

俺は塞いでいた手を外し首を後ろに向く…

和也「相葉…さん…」

雅紀「停電してるんだね…みんな真っ暗だったから…」

和也「どうして相葉さんが…?」

雅紀「電話したんだけど繋がんなくて…家に来たの。」

和也「よかった…」

俺は安心した…

俺は一旦離れ正面を向いて彼に抱きついた。

和也「怖かった…」

彼も背中に手を回し抱きしめる。

雅紀「もう怖くないよ…俺がいるから…」

俺たちは戻るまでそのまま抱き合っていた…

彼はトントンとリズムを刻んでくれた…

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