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俺たちは恋人同士

第7章 求めた

和也「はぁ…」

さっきからため息ばっかりだ…

すると、

ピンポーン!

チャイムが鳴った。

俺は玄関を開けると、

雅紀「ニノ…」

和也「えっ…」

どうして…彼が…

和也「どう…して…」

雅紀「とりあえず、上がっていい?」

俺は、彼を家に上がらせた。

彼は、ソファーに座った。

雅紀「どうして…」

和也「えっ…」

雅紀「どうして…断ったの…?」

和也「それ…は…」

雅紀「ニノ…一度も断ったこと…
ないから…」

彼の声が震えている…

雅紀「何が…あったの…?」

和也「あっ…」

雅紀「俺がいない間に…」

和也「ごめん…なさい…」

俺の目からは涙が出てきた。

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