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ワタシの履歴

第12章 無心

「私も飲み会何回かしてあげたんだけど、普通に飲んでバイバイするだけでさー。典子紹介した時もさ、典子が連絡先聞いたのに、『携帯壊れてて買い直すから今無い』とか嘘ついて断ってんの!それにはちょっとムカついたけどね~」

「へぇ~、まだ引きずってたんじゃない?」

「まぁ、そうだと思うけどね~。だから登に輝子紹介するの、実はちょっとためらったんだよね」

「そぉなんだ~」

「うん。もう登は彼女作る気ないんだな~って思ってたし、輝子は私の親友だからさ!傷つけられたらイヤだなって思って!」

「そっかー。ありがと!」

「うん!まぁ、登がプリクラ見て『紹介して』って言ったからね!大丈夫かなって!」

「そうなんだ?」

「うん!だから輝子の事マジ気に入ったんじゃない?」

『そっかぁ~…』

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