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ワタシの履歴

第14章 恐怖

車を走らせてしばらくすると、私は運転しながら声をあげて泣いていた。

目の前は涙でほとんど見えない。

でも『追いかけてきたらどうしよう』という恐怖感でいっぱいで、車を停められなかった。



1時間以上走ったか…武は知らないであろう地域に入ったので、コンビニを見つけて端の方に車を停める。

そしてすぐ、彼氏の隼人に電話をした。

「もしもし」

「隼人…」

涙声の私に、慌てる隼人。

「どうした!?」

「ぅわ~ん」

「輝子!?どうした!?」

「うっ…うっ…」

「輝子!どうしたの!?言って!?」

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