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ワタシの履歴

第34章 複雑

それに朝早いのは本当で、民宿の仕事があったから、いつも5時半起きだった。

毎日の1日中の練習と、朝と夜の民宿の仕事で疲労は溜まっていき、朝は早く夜は遅いのも手伝って毎日眠かった。

お客様がいない時は、21時に寝る事もある。

高田くんだけがお客だった日も、私は早く寝たくてたまらなかった。

彼は仕事終わりに前泊で泊まりに来る事が多かったため、民宿に着くのは早くても21時。

前泊だから夕飯を用意する事は無いから、彼が着いたらすぐに寝たい位だった。

でも建前としてそれは出来ない。

分かってるけど眠い…

仕事が無いと思うと一刻も早く寝たい私は、民宿に着いた彼と、話したりテレビを観たりする一緒に過ごす時間は、頑張れて一時間だった。

でも彼はやはり私を求めてくる…

健全な男たるもの、当たり前だ。

でもこの時の私は、彼とのセックスに余り気が乗らなかった。

眠いのもそうだが…


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