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ワタシの履歴

第41章 東くん…【結局】

○11月5日○


あれから数日が経ったけど…





あの時は、彼の気持ちを聞いて、本当に嬉しかった。


彼女と別れて、私と付き合いたい_______





でも、別れられていないのは事実。



嫌いになった訳じゃないからか、別れられていない。




彼は、『別れよう』のフレーズが、言えないのだ。




彼にとっては、初めての彼女。

初めてOKしてくれた彼女。

一度振られて別れたけど、未練タラタラで復縁を彼女に申しこんだ彼。



私の知らない、二人の気持ちと、時間があって…




知らない私が言うのもどうかと思うかもしれないけど______





別れるように仕向けられるのも、ツライもんだ。

好きだったら、なおさら毎日悩むし、毎日悲しい。

私が彼女の立場だったら、気持ちがないのに別れず、コソコソ他の女の子と会って、キスして、抱き合って…


いっそのこと、別れようって言ってくれた方がマシ。


理由も言わず別れるのは納得がいかないし、ちゃんと好きな人が出来たって言って欲しい。





私が彼女の立場だったら、そう思う。




それを、彼に言ってみようかと思う。





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