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ワタシの履歴

第49章 東くん…【彼の言葉】

11時過ぎに駅につき、コンビニでお酒とおつまみを買って、マンションへ




冷蔵庫にから揚げがあったので、レンジで温めてテーブルへ




『いい女だな~。そりゃ目がいくわ』



と彼は急に言う





嬉しい




そして、まだ乾杯もしてないのに、私を抱きよせてキスをする






乾杯をして、何度キスをしただろう…







でも、また、彼女から電話_____________________





でも、出ない彼…







出なよ。と言っても…









『出ない』






『出ない』






と彼はそのたびに言う






『輝子~』と言いながら、キスをしてくる彼





軽くキスをして、私は彼から離れて、お酒を飲む






そんな私を見て




彼は








涙目になっていた









泣きたいのは、私だよ…

なんで泣くの?




『なんで東が泣きそうになってるの…?』と作り笑顔で私





『泣きそうになんてなってないよ』と、何度か言い張る彼




『なんで?』とそれでも聞く






『…輝子に、ツライ思いをさせてるな~って思って…』と彼…








そう思うなら、今すぐ電話して別れてよ!!

そう言うなら、さっきの電話で私といるって言ってよ!!

そう分かっているなら、私の事が好きなんだって電話で彼女に言ってよ…!!





…呑み込んだ…






私の本心の言葉は、いったい何度呑み込まなきゃならないんだろう…







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