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好きになっちゃだめッ!!

第6章 本当の気持ち

「へぇ〜そうゆうのってアニメの中だけだと思ってた!!」


『でしょ!!私もあんなメイド服着せさせられるとは思ってなかったよ〜!!』


いつのまにかご飯も食べ終えていた。


「でも…」


カチャカチャとお皿を片付け出す翔太。


「なんか………楽しそうでよかった。」


え…?


パッと翔太を見る。


「なんかさ…借金返済のためにお金が必要って事もあったけど…お姉ちゃんには無理してほしくなかったから…。」


そのまま台所へと行ってしまう。

「でも、お姉ちゃんが楽しそうで良かったって思ったんだよ。」


ジャーと皿洗いを始める翔太。


翔太…私の事心配してくれてたんだ…。


『翔太…私、ほんとは…』


「分かってるよ。」


ジャッと水が止まる音がする。


「だけど、他人から一言アドバイスあげる。」


そしてこちらに寄ってくる。



「お姉ちゃん、話してる時すごいイイ顔してた」


『!!!!!!!!!』


フッと笑うと、じゃあお風呂入ってくるとスタスタと行ってしまった。



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