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好きになっちゃだめッ!!

第6章 本当の気持ち

『セナ様どこ行ったか知らない!?』


屋敷の人達に聞き回る。


どうしていないのよッ!!!


どうやら屋敷にいないようなのだ。


『俊に聞こう…ッ』


急いで電話をかける。


プルルル…プルルル…


「なんだ?」


『ちょっと俊!!セナ様どこ行ったか知らない!?』


「セナ様なら、外出してるぞ。」

外出!?


『どこか詳しく分からない!?』


「多分…海辺の方に行くって…」

『分かった!!じゃあね!!』

「ってお…」


プツン!!


ごめんッ俊!!


心の中で謝りながら、海のある方へ駆けていった。


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