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好きになっちゃだめッ!!

第8章 隠された真実

***


『ちょっとッ!!セナ様!!波来てる!!波来てる!!』


「大丈夫だ〜♪突っ込め〜♪」


『無理ですよッ!!早く引き返し…』


ドッパーン!!!!


大きな波にやられて、ビニールボートがひっくり返る。


溺れる!!溺れる!!


『死ぬっ!!セナ様っ!!』


「も〜仕方ないなぁ…」


グイ〜と引き寄せられる。


ぶはった、助かった…。


って!!//


上半身裸のセナ様と、水着だけの私。


生と生と肌がピタッと密着する。

微妙に肌を離す。


「ちゃんと引っ付いとかなきゃ、溺れちゃうよ?」


だけどそれに気づいたセナ様が、私の腰をグイッと引き寄せた。


『ヒャンッ//』


こ、腰腰腰!!!!//


『は、恥ずかしいです!!離してください!!!///』


「うん」


パッと離してくる。



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