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好きになっちゃだめッ!!

第5章 接近

ハァハァハァハァハァ…


お互いの荒い息が交わる。


女は残念そうに俺の顔を見た。


そんな女を無視し、早々に服を着直す。


『ここの処理はお前がしろ。いいな?』



よっぽど中に欲しかったのか、残念そうに


「はい…」


と女は俯いた。



どうして中に欲しかったのか、そんなこと安易に想像できる。


俺の子を作り、ここに嫁ぐためだ。


結局はどいつもこいつも俺の"財産"に惚れているんだ。


だから、二回目以降は中に出さないようにしている。


汗で熱い身体とは真逆に心は冷酷なほど冷えきっていた。



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