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オス奴隷

第11章 失う




「‥いや、ごめん兄貴‥」



「もういい。」


「へ?」


「もう怒った!」


そう言って家から
出て行ってしまった。


少し顔がにやける。
怒ったって言ってるのに
そんなに怒ってる感じじゃない兄貴。

ただ俺が何も言って
くれないのが寂しいんだろう。

可愛い、と思ってしまう。


あ、そろそろおいかけないと。



 

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