
「俺は、男だ!クソ野郎」
第5章 鬼ごっこ…?
わぁ~…
この空気いやだな。
よしっ。
俺は、即座に
スタスタと二人を置いて、
自分の席に腰かけた。
…その途端に
「岬、俺から離れるなって言ったよな?」
「っ!?」
いきなり、聞こえた声に
ビクッと反応する。
え、ちょっと待って。
何で、もう大悟が俺の横にいんだ?
さっきまで教室の扉の方にいたはずだよね?
なのに、今は
ちゃっかりと隣で拗ねた顔をしながら
座っていた。
…ある意味、ホラーに近い。
そんなこんなで
また俺の一日が始まった。
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