テキストサイズ

偽り王子様

第8章 7日目*関係


「あ…寝ちゃったんだ」

昨日あのまま寝たんだ
起きると目が腫れているのが
分かった

春はどうしてるのだろう…

会いたくない…

恐る恐るリビングに向かうと

ッ!?

「いない?」

春の姿も荷物も
なに一つ残っていなかった

あったのはテーブルの
上の置き手紙

ーーーーーーーーーーー


勝手に出てってごめん。

お前が帰ってきてって
言うまでは距離おこう。

ーーーーーーーーーーー

そっか…
家にいないのか…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ