
偽り王子様
第1章 片想い*出会い
どうするよ…
プルルル
「ごめん、電話」
「あぁ」
「もしもし?」
「あ〜真優?」
お母さんかよ…
「あのね〜今やってるドラマ見てる?、家の前にイケメン男子が来て恋をするってやつ、憧れるわ〜♪」
今その状況なんだけど…
「でもさ…危なくない?」
「何いってるのよ〜、イケメンに悪い子はいないわよー」
「あ…そ」
「なぁ真優ー」
ッ!!
春が声をかけてきた
お母さんに聞こえちゃうじゃん!
「あら!?今の男の子の声!?彼氏?彼氏なの?」
「違うから!」
「もー!いるなら言ってよね!」
「あー、もう切るね!!ばいばい」
ややこしいことになったー!!
