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ひまわりのキミ。

第6章 愛しいきみ。1

「そういうことで」


俺は腕を伸ばした。


「なっ…。えっと…。なに…?」

「握手だよ」


その手を、ためらいながらも恐る恐る握った夏子。

今でも、あの暖かさを覚えてる。

小さな手も。

これが、俺達が最初に関わりを持った時の話。


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