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終わりの物語

第1章 終わり

俺がそれに気付いたのは
ほんの少しのきっかけだった

裕也の首元に見慣れない痕があったから

「ああ此か
ったく・・・
痕つけんなって言ったのによ」

不機嫌そうな顔の裕也



その時
俺の中を熱い何かが逆流していくのが感じられた

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