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書いては消し、消しては書き、を繰り返し…悩んだ末に最終的に送ったメールは…
「今夜、会いたいです。何時に仕事が終わりますか？」
…別れ話を切り出す雰囲気ゼロのメールだった。
敢えて言うなら、以前は絵文字や顔文字が満載で、言葉使いも話し言葉だったり砕けた表現だったメールを、絵文字無しの文章のみ、ですます調の丁寧語にしたことで「距離感・よそよそしさ」を表現した…つもりである。
彼氏の職場近くの喫茶店に一人で入り、30分ほど返信を待った。