
秘密の恋。
第16章 宴会。
友香は、散乱する空き瓶を蹴飛ばさないよう気をつけながら、木村の傍まで歩いて行った。
みんな、酔っ払っているし、近くの席の人間と話し込んでいるので、友香が移動しても、あまり気に止めない。
無事、木村の傍までたどり着くと、寝こけている岡野と木村の間の僅かな隙間に器用に片膝をついた。
「木村さん、隣いいですか?」
聞きながら、手に持っていたものをテーブルの上に置く。そして、潰れた岡野をゴロンと転がして自分の座るスペースを広げる。
「あぁっ、どうぞ」
木村が応じて、壁際に寄り、スペースを広げてくれた。
「ありがとうございます♪」
友香は、木村の隣に座った。狭いので肩と肩が触れる。近さはタクシーの時の比ではないが、お酒の力で緊張のほぐれた友香はもう平気だった。
みんな、酔っ払っているし、近くの席の人間と話し込んでいるので、友香が移動しても、あまり気に止めない。
無事、木村の傍までたどり着くと、寝こけている岡野と木村の間の僅かな隙間に器用に片膝をついた。
「木村さん、隣いいですか?」
聞きながら、手に持っていたものをテーブルの上に置く。そして、潰れた岡野をゴロンと転がして自分の座るスペースを広げる。
「あぁっ、どうぞ」
木村が応じて、壁際に寄り、スペースを広げてくれた。
「ありがとうございます♪」
友香は、木村の隣に座った。狭いので肩と肩が触れる。近さはタクシーの時の比ではないが、お酒の力で緊張のほぐれた友香はもう平気だった。
