テキストサイズ

顧みすれば

第26章 禁断の果実

しばらくのあいだ


抱き締めあいながら


お互いを感じていた。



「アミ 今日は恋人の約束だ

 甘い夜を過ごそう」


そういってたくさんキスをする。


髪、額、頬、鼻、瞼  唇


甘い甘いキスの雨


ふたりで上になり下になり


キスをしながら抱き締めあう。


くすぐったいような甘い心地よさに


とても幸せな気分になる。



アミが心から男の人を受け入れたのは初めて


アミがこんなに幸せを感じたのは初めて



自然に心地よくなって


心がキュッと締め付けられて


私の中がロイド王子を締め付けた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ