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顧みすれば

第33章 ひとつに

私はぎこちなく


直哉さんの愛を受け止めていた。



もう何年もsex していない体は

そのやり方をすっかり忘れていた。



こんな私をアミは笑うだろう。



でもそんな自分が幸せだった。



大好きな人と大好きになってくれた人と


体を重ねる。



それがこんなにしあわせに満ちた行為とは


知らなかった。




心が満たされて


体が満たされていく。



だからsex は気持ちがいい。



愛のないsex などまやかしだと


甘い愛の波に漂いながら感じていた。

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