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顧みすれば

第35章 若き王の誕生

司祭により


サハド王の冠がロイド王へと移される


司祭が膝まづき


ロイド王を玉座へと促した。



一歩一歩階段を登り



玉座を目指す。




玉座を前に振り向き



広間を見渡したロイド王は



「我 神とともに民を守り


 民とともに 国を守らん


 我に従うものに恒久の幸を約束せん」



厳然といい放った。




その声に呼応するように


城内 城外から


地響きのような歓声が湧く。


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