テキストサイズ

顧みすれば

第35章 若き王の誕生

翌日は


ロイド王とナターシャさんとの婚礼が



挙行された。




小さな村の出身のナターシャさんが



王妃になるなど



王族始まって以来だった。





この世紀の婚礼を見届けようと



国内から王宮を目指して



大挙として民衆が押し寄せていた



その数は城の周辺はもとより



首都にも収まりきれないほどで



この婚礼が民衆から期待と喜びをもって



迎えられていることがわかる。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ