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顧みすれば

第35章 若き王の誕生

私たちは婚礼祝賀パーティーに出席した。


私は直哉さんが仕立てた


イブニングドレスを身につけた。



式場は世界各国のセレブで溢れかえっていた


直哉さんは忙しそうに


あらゆる人と挨拶を交わす。



私はそのなかでフィアンセとして


紹介されていた


なんだかくすぐったい


まだプロポーズもされていないのに。


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