シュールな関係
第1章 安い男
「はぁ…馬鹿な女と男
こんなとこでよくするわぁ~」
/// バンッ ///
いきなりドアが大きく空き
男がキッと私を睨んだ
あら聞こえちゃったかしら。
でも睨まれる筋合いある?
ここ女子トイレなんだけど。
「キャッ!! 大和
どうしたのよっ!」
あわてふためく女は上半身裸で
その男をまたぎながら
乗りかかっている。
女の胸には激しく揉まれて
白い肌が赤くなり
首筋にはキスマーク
どう見てもスカートの中は
行為の真最中・・・
女はわたしに気付き胸に
手を当て
急いで背を向けながらドアを
閉めようとするけれど
男は気にもせずに女を降ろし、
ジーンズを上げ近寄ってきた。