シュールな関係
第15章 送別会の罠
「あ~ さぶっ」
冷たい風が肌を撫でる。
急いでもどって着替えてないと
遅刻するわね。
一之瀬さんに遅れるなと言われて
るし・・・
それにあのご馳走
もう超楽しみなんだから♪
たまには他の人の幹事っても
のいいわね!!
あの店の味は保障つきだし
会費分の元もちゃんと
取らないといけないね~
そう思いながらご機嫌な気分で
エレベータに戻ろうとすると
///// ガチャン
中に入るドアの鍵が内側から
鍵がかかる金属音
今、ガチャンって
聞こえたよね・・・?
急いでドアに駆け寄り
「すみせん 誰かいますか?
外にいるので開けて下さい!!」
ドアを叩く
「くすっ いい気味
最近、
あなた調子載り過ぎなのよ!」
「今日はここでゆっくりと
しておけば?」
誰だか分からいが、女性の声
「冗談言わないで開けてよ!」
腹が立ってドアを思いっきり
叩くがビクともする訳もなく、
自分の手がジンジンとする。
「冗談じゃないわよ 神崎さん
あとは夜の警備で開けてもらうまでそこでゆっくりしたら?」
ハメられた!?
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