シュールな関係
第26章 番外編 それは突然に…《晴人》
12月30日
こんな慌ただしい時に
姉ちゃんが
マレーシアの海外出張から
帰国した。
洗濯の山に
訳のわからない
民芸品のような雑貨の土産…
『私は頑張ってるの!
疲れと時差ボケでクタクタ』って
ベッドに倒れ込むように
寝だす…。
そりゃ…
仕事を頑張ってるのも分かるし
いつも感謝をしてるが―――…
スーツケースを開けて…
広るだけにし、
土産見せて
満足したら寝るのか?
まだお昼だぞ~~~って!
マレーシアとの時差は
日本の方が
たったの1時間進んだだけで…
それは…【時差ボケ…】じゃない
海外に行ってても
早朝に起きたのは時差ボケって
言わないんだぞ!
はぁ…
これどうしようか…
テーブルに並べられた土産に
大きなため息を吐く俺
象の置物
キリンとゴリラの顔だけの
マジ怖いリアル顔の壁掛け
どこかの原住民のような姿で
槍を持っている
意味の分からない木彫りの置物
こんな慌ただしい時に
姉ちゃんが
マレーシアの海外出張から
帰国した。
洗濯の山に
訳のわからない
民芸品のような雑貨の土産…
『私は頑張ってるの!
疲れと時差ボケでクタクタ』って
ベッドに倒れ込むように
寝だす…。
そりゃ…
仕事を頑張ってるのも分かるし
いつも感謝をしてるが―――…
スーツケースを開けて…
広るだけにし、
土産見せて
満足したら寝るのか?
まだお昼だぞ~~~って!
マレーシアとの時差は
日本の方が
たったの1時間進んだだけで…
それは…【時差ボケ…】じゃない
海外に行ってても
早朝に起きたのは時差ボケって
言わないんだぞ!
はぁ…
これどうしようか…
テーブルに並べられた土産に
大きなため息を吐く俺
象の置物
キリンとゴリラの顔だけの
マジ怖いリアル顔の壁掛け
どこかの原住民のような姿で
槍を持っている
意味の分からない木彫りの置物