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拓海「さてと…」

花「…」

紗耶香「…」


パソコンを開くと
慣れた手つきでキーボードを打ち始めた
拓海

自分達にも
何か出来る事はないか
そう思ったが現時点で自分達に出来る事
は何もないようで…


功一「二人共、ここは拓海に任せて休ん
だら」

花「でも」

功一「どうせ今夜は徹夜になると思うし
花、最近眠れてないだろう？」

花「うっ…」

功一「花を頼みます」

紗耶香「…はいっ、行こう」

花「…」

功一「…」


申し訳なかったが
いても拓海の邪魔になるだけだし
功一が言ったように最近、寝不足なのは
本当だった


花「…」

紗耶香「花、何かあったら起こしてあげ
るから少し休んだら」

花「ありがとう、じゃあ少しだけ…」

紗耶香「おやすみ」

花「…おやすみなさい」

紗耶香「…」