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功一「花、こっち来て」

花「何？」

功一「いいから、ここ座って」

花「う、うんっ」


手招きされるまま
功一の膝の上に座った花

二人でこんな風に過ごし触れ合うのは
久しぶりで抱き合うだけで
体が熱くなった


花「…」

功一「花、ちゃんと穿いてる？」

花「パンツ？穿いてるよ」

功一「偉い偉い」

花「（笑）」


強制されたわけではないが
あれ以来、花はノーパン主義を辞めた

最初の頃は窮屈で痒くて
気持ち悪かったが慣れれば慣れるもので
今ではそんなに気にならなく
なっていた

だけどたまには…


功一「ねぇ花」

花「？」

功一「ノーパン辞めたのはいいけど俺と
いる時はノーパンでいてよ」

花「喜んで（笑）」


ノーパンでいた事で
色々な事を経験をし色々なものを失った
だけど同時に得たものもある

掛け替えのない友達
自分の為に必死に動いてくれた人達
そして…


花「愛する人」

功一「何」

花「ううん、何でもない」


愛する人を
最愛の人を手に入れた花

この幸せはこれからも続いていくはず
これからもずっと
永遠に…


（完）